2021.09.10 16時ごろ
足休めでカフェのテラス席に座っていたところ、真上に虹が見え「珍しい!」と思ったので、友達とキャッキャしながら写真に収めました(笑)
今日は雨も降っていなかったはずなのに虹が出るなんて、しかも真上だし、いつもと虹の形状も違う気がする…🤔と不思議に思ってたので、調べてみました📖
環天頂アーク(逆さ虹、circumzenithal arc、circumzenith arc、CZA)
というもので、厳密には虹とは異なるそうです。
・虹………………光が水滴の中を通過する際に屈折・反射されることで色が分かれて見えるもの。
・環天頂アーク…光が氷晶の中を通過する際に屈折・反射されることで色が分かれて見えるもの。
雲は水や氷の小さな粒が集まってできており、高度や粒の種類で上・中・下層雲に分類されます。
その中でも、環天頂アークは「上層雲」によって起こりやすいそうです。
・上層雲…氷の粒の集合体で、上空5,000 m~13,000 mの高層に発生する雲。
今回の写真では、左:巻積雲、真ん中:巻層雲、右:巻雲+巻層雲 っていうところですかね。
→逆さ虹を作り出す要因の薄い雲は気圧の谷の接近に伴うもので、
そのため逆さ虹は天気の下り坂のサイン🌧なんですって。
確かに翌朝は雨が降っていました☔スゴイ!
また、逆さ虹は 太陽側:赤色 → 反対側:紫色 になっているため、
今回の場合はビル側に太陽があったということになりますね☀
撮影時の太陽の位置は覚えていませんが、写真から太陽の位置が推測できるのは面白いですね!
逆さ虹は、カラっと晴れた日の朝夕に出現しやすいそうです。
(太陽が目線の高さにある時間帯=日の出の2時間後・日の入の2時間前)
私は大阪市内でこの光景を目撃しましたが、同日に神戸など近畿で広範囲に逆さ虹が見られたそうですね🤓フムフム
ウェザーニュース 近畿の空に鮮やかな逆さ虹 環天頂アークが出現
また、環天頂アークに似た現象で、「ハロ」、「環水平アーク」などもあるそうです。
詳しくは→ ウェザーニュース レア度で解説!めったに見られない虹色現象とは?
・ハロ(暈(かさ)、日暈)…薄い雲が広がっている時に、太陽の周りに現れる虹のような光の輪。
ちなみに余談ですが、超音波検査の領域でも「ハロー(halo)」という言葉が使われます。この場合のハローは、腫瘤などの辺縁環状低エコー帯(乳腺領域では腫瘍境界部にみられる辺縁高エコー帯)を指します。
"halo"は「後光、暈」という意味で、イメージとしては「何かの周りを囲う輪っか」って感じですかね。
色んな分野で用いられているとは、実に面白い。
日常の何気ない出来事から色々勉強できるのはすごく楽しいですね♪
こんな感じでのんびりと、日記や勉強、趣味について書いていきたいと思っているので、気になった方は覗いて頂けると嬉しいです~
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